新型コロナウイルス感染拡大が長期化する中、新しい生活様式などを示す「ウィズコロナ」という言葉について、そのまま使うのではなく、説明や言い換えが必要だと考えている人が7割近くいることが24日、文化庁の調査で分かった。「コロナ禍」や「3密」などは、そのまま使ってよいと考える人が6割を超えた。
 2020年度の「国語に関する世論調査」で、無作為に選んだ全国の16歳以上に3月、アンケートを郵送し、3794人から回答を得た。
 コロナに関係する八つの言葉の印象を尋ねたところ、「ウィズコロナ」を「そのまま使うのがよい」と回答したのは29.7%で、「説明を付けた方がよい」が最も多い40.1%、「ほかの言い方をした方がよい」は29.4%だった。
 一方、「不要不急」や「コロナ禍」「3密」「ステイホーム」は、「そのまま使う」が6割を超え、「濃厚接触」や「ソーシャルディスタンス」「クラスター(感染者集団)」も5割を超えた。
 年代別では、「3密」を除く七つの言葉について、「そのまま使う」と回答した割合は、10代が最も高かった。「ソーシャルディスタンス」は年代差が大きく、10代は約8割が「そのまま使う」と回答したが、70代以上は約3割にとどまった。 (C)時事通信社