大阪府岸和田市で取り入れられている新型コロナウイルスワクチン接種の独特な手法が注目を集めている。予診から接種まで立ったままで行うことで時間を短縮。予約は不要で、市外の人も利用できる。接種会場は同市の「岸和田だんじり会館」で、接種後の経過観察の時間には伝統行事「だんじり祭」の山車を無料で見学できる。
 医療コンサルタント「黒田塾」が、だんじり祭の参加者向けの職域接種で余ったワクチンを有効活用するために企画。1時間当たり250人の接種が可能だという。黒田亮太医師は「立ったままだと素早く接種できる。どんどん打ちに来てもらいたい」と呼び掛けている。1回目の接種は26日まで実施する予定。
 24日午後に接種を受けた大阪市在住の女性(44)は「本当に一瞬で接種が終わって驚いた。大阪市の大規模会場などでは予約が取れなかったので、打てて安心した」と話した。 (C)時事通信社