西村康稔経済再生担当相は27日、新型コロナウイルスワクチン接種や陰性証明を用いた行動制限緩和に向け、プロ野球とJリーグの代表者と協議した。西村氏は緊急事態宣言の解除後、プロ野球やJリーグについても「適切なタイミングで(制限緩和の)技術実証を行っていきたい」との考えを示した。
 西村氏は「『ワクチン・検査パッケージ』を導入することで、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図る」と説明。制限緩和に向けた実証実験に関し、「飲食店、ライブハウス、小劇場などで調整を進めている」とも述べた。
 協議後、Jリーグの村井満チェアマンは記者団に、実証実験の開始時期について「10月1日から、当日券で証明を持たれる方に席を用意するところから始める可能性はある」との見通しを示した。
 西村氏はまた、音楽イベントや舞台関係者らとも意見交換。2回のワクチン接種を終えた人の割合が「10月中旬ごろには60%半ばくらいになってくる」として、QRコードを活用したイベント参加者の感染確認など、具体的な制度設計を進める方針を伝えた。 (C)時事通信社