【シドニー時事】オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州は27日、新型コロナウイルス対策として豪最大都市シドニーで導入したロックダウン(都市封鎖)に伴う外出規制が、ワクチン接種済みの人を対象に来月11日に解除されるとの見通しを明らかにした。解除日までに州内のワクチン接種率が70%に達する公算が大きくなったため。封鎖から約3カ月半で大半の市民の日常生活が戻ることになる。
 州内では12月1日から接種の有無にかかわらず全市民を対象に外出規制が解除される。9月27日発表の接種率は60.1%で、ベレジクリアン州首相は記者会見で「もうすぐそこだ。最後まであきらめないで行こう」と接種を呼び掛けた。
 豪航空大手カンタス航空は27日、同州とメルボルンを抱えるビクトリア州を結ぶ航空便の本格再開の時期を、従来予定の12月1日から11月5日に前倒しすると発表。州間の往来も正常化に向かうことになった。 (C)時事通信社