黒田東彦日銀総裁は27日の記者会見で、在任期間が28日で歴代最長に並ぶことに関し、「これまでさまざまな金融緩和措置を取ってきたことは間違っていなかった」と述べ、景気押し上げや雇用拡大などにつなげたと振り返った。一方で「残念ながら物価が2%には達していない」と目標未達に悔しさをにじませた。
 これまでの在任期間の単独トップは1946年6月~54年12月に務めた18代総裁の一万田尚登氏の3115日。
 黒田総裁は2023年4月までの残りの任期に関し、「国内経済の持続的成長に貢献するよう最大限の努力を続けていく」と強調。引き続き2%の物価目標実現を目指す考えを示した。 (C)時事通信社