厚生労働省は27日、医療現場で使われている新型コロナウイルスの抗原検査キットについて、薬局での販売を特例で認める事務連絡を都道府県などに出した。早めに感染に気付き医療機関を受診してもらうことで、感染拡大防止につなげる狙いで、同日から薬剤師のいる薬局で販売可能になる。
 薬剤師が購入者に対し、検査の手順に加え、陽性だった場合に必ず医療機関を受診するよう説明。感染していてもウイルス量が少ないと陽性とならないことがあるため、陰性の結果が出てもマスク着用など感染対策を続けることも求める。購入者には、理解したことを示す書類に署名してもらう。
 検査キットはあらかじめ購入し、体調が優れないなど気になったときに使うことを想定。症状がある人は薬局に行かず、医療機関を受診すべきだとした。 (C)時事通信社