【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は28日、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた人に対する3回目の追加接種について、副反応が表れた人の割合が2回目接種後とほぼ同程度とする調査結果を公表した。副反応は多くが比較的軽度にとどまっているが、症状が重く入院に至ったケースもあるという。
 調査は8月12日~9月19日、ワクチン追跡調査アプリの登録者で、米ファイザー製か米モデルナ製のワクチン接種を終えた約2万2000人を対象に行われた。副反応が接種直後に出たのは2回目が77.6%で、3回目は79.4%。接種から時間を置いて表れたのは2回目が76.5%、3回目は74.1%で、共に大きな違いはなかった。
 3回目接種後の副反応の症状は「注射部位の痛み」が71%、「体のだるさ」が56%、「頭痛」が43.4%などで、28.3%は副反応のため「普段通りの行動ができなかった」と回答。1.8%は医療機関にかかり、0.1%は入院した。CDCのワレンスキー所長は、28日の記者会見で「(追加接種で)副反応が起きる割合も症状も2回目接種と変わらず、おおむね軽微ないし中程度で期間も短い」と説明した。
 食品医薬品局(FDA)は8月、緊急措置として免疫が低下した人への追加接種を許可。今月22日には65歳以上や重症化リスクの高い人を対象に加え、27日にはバイデン大統領(78)も公開で追加接種を受けた。ザイエンツ新型コロナ対策調整官によると、これまでに米国内で40万人余りが追加接種を受けている。 (C)時事通信社