【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は30日、新型コロナウイルスワクチンの域外輸出を事前承認制としている規制の適用期限を12月末まで3カ月延長したと発表した。これ以上の延長はせず、来年1月以降は新たな輸出監視制度に移行する方針だ。
 現在の輸出規制は、英製薬大手アストラゼネカがワクチンの大幅な供給減をEUに通知したことを受け、今年1月末に導入。製薬各社に契約通り供給させるのが狙いだった。実際に輸出が差し止められたのは、2月に申請があったオーストラリア向けのアストラ製ワクチン約25万回分の1件にとどまっている。 (C)時事通信社