厚生労働省は1日、新型コロナウイルスのリバウンド(感染再拡大)に備え、都道府県に病床確保計画を見直すよう求める通知を出した。酸素投与が必要な患者らを受け入れる病床を増やすことや、自宅療養者に往診で「抗体カクテル療法」を行う体制の整備を求めた。
 厚労省は、1日当たりの新規感染者数が2万5000人を超えた今夏の「第5波」のピーク時を前提に、酸素が必要な中等症患者や重症化リスクがある患者を受け入れるのに必要な病床確保を要請。新たな計画には、(1)速やかな健康観察(2)自宅療養者への往診強化(3)病床や宿泊施設の拡充―を盛り込んでもらう。
 現行の計画は、全国で最大約13万6000人の受け入れが可能な病床確保を想定。しかし、各地で入院できない患者が相次いだため、田村憲久厚労相は1日の閣議後記者会見で「計画をバージョンアップする必要がある」と述べた。 (C)時事通信社