東京大は1日、専門分野で特に優れた業績を挙げた教授に与えられる「卓越教授」の称号を、同大大学院医学系研究科の宮園浩平教授(65)に授与したと発表した。同大の卓越教授はノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章・同大宇宙線研究所長(62)らに続き4人目。
 卓越教授制度は2017年に創設。東大の現役教授の中でノーベル賞や文化勲章を受けた人や準ずる功績を挙げた人が対象で、65歳の定年後も75歳まで教育研究活動を続けられる。
 宮園さんは、がんの進行に関与するたんぱく質「TGF―β」の研究で世界をリード。肺がんや乳がん、膵臓(すいぞう)がんなど多くのがんの発生や転移にTGF―βが重要な役割を果たしていることなどを明らかにした。 (C)時事通信社