【ワシントン時事】ロイター通信によると、米国の新型コロナウイルスによる死者が1日、70万人を超えた。米国の感染者数は6月下旬以降、感染力の強いデルタ株で急増したが、ここに来てピークを越えつつある。
 疾病対策センター(CDC)の集計によると、7日間の平均でみた1日当たりの死者数は、9月半ばの約1700人から同月末には1500人未満に減少。1日当たりの新規感染者数も、9月上旬の約16万人から10万人強に減った。ただ、死者数が200人程度だった7月上旬と比べると、依然として高水準にとどまっている。
 CDCのワレンスキー所長は1日の記者会見で「デルタ株が急激に広がった夏の時期、ワクチン接種率が低い州では、接種率が高いか中程度の州と比べ、感染者の比率が2倍以上だった」と指摘。感染拡大を抑えるとともに、感染時の重症化を食い止めるため、ワクチン普及を進める必要があると強調した。 (C)時事通信社