イオンが6日発表した2021年8月中間連結決算は、純損益が45億円の黒字(前年同期は575億円の赤字)に転換した。中間決算としては2年ぶりの黒字。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う営業自粛の影響が昨年より緩和した。ただ、総合スーパー事業は依然赤字にとどまっている。
 売上高に相当する営業収益は、前年同期比1.7%増の4兆3449億円と、過去最高を更新。本業のもうけを示す営業利益は、金融事業がけん引し、777億円と2.3倍に増えた。「巣ごもり消費」でクレジットカードの利用が伸びた。
 事業別の営業利益は、総合スーパー事業が162億円の赤字。赤字額は前年同期比でほぼ半減したものの、緊急事態宣言の長期化が響いて黒字には届かなかった。商品別では衣料などの売り上げが伸び悩んだ。 (C)時事通信社