【ニューヨーク時事】米南部テキサス州のアボット知事(共和党)は11日、民間企業を含む州内すべての団体に対し、従業員や顧客らに新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けることを禁じる知事令を出した。接種義務化を進めるバイデン政権の方針に逆行する決定で、対立が深まっている。
 アボット氏は「ワクチンは安全で効果的でウイルスに対抗する最良の防御策だが、任意で強制されるものであってはならない」と述べ、接種は個人の選択に任せるべきだと主張。命令書の中で、「バイデン政権は義務化によって多数の民間団体をいじめている。従業員を混乱させ、テキサスがコロナ禍から回復する際の脅威となっている」と批判した。 (C)時事通信社