岸田文雄首相は第205臨時国会会期末の14日に衆院を解散する。2017年10月以来4年ぶりの衆院選は19日公示、31日投開票の日程で行われる。新型コロナウイルス禍で初めての本格的な国政選挙で、自民、公明両党が過半数を維持できるかが最大の焦点。コロナ対策や経済立て直し策が主要な争点となる見通しだ。
 首相の所信表明演説に対する3日間の各党代表質問は13日で終了。与野党は臨戦態勢に入った。首相は参院本会議で、衆院選を当初想定の11月より前倒しした理由について「国民の信を問うた上で、一刻も早く大胆で思い切ったコロナ・経済対策を実現したいと考えた」と述べた。
 これに対し、立憲民主党の枝野幸男代表は東京都内で記者会見し、「ぶれ続ける岸田首相を選ぶのか、一貫している枝野を選ぶのかが争点だ」と述べ、政権交代を目指す考えを強調した。 (C)時事通信社