【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のブルックス副調査局長は、岸田文雄首相が衆院選に勝利し、続投が決まれば補正予算を編成する方針であることについて、「非常に勇気づけられる」と述べた。新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」による感染拡大で打撃を受けた日本経済の回復に向けた取り組みに期待を示した形だ。14日までの時事通信のインタビューで語った。
 この中でブルックス氏は「年末までの新たな景気刺激策を含め、コロナ感染拡大と経済的打撃への対処を優先するのは適切だ」と指摘。景気回復が確固としたものになるまで「財政出動と金融緩和は必要となる」と明言した。
 ただし、経済が正常に戻れば、景気下支え策を縮小し、その段階で「財政計画の見直しを検討することが重要になる」とも強調した。 (C)時事通信社