ロイター通信によると、ロシアで18日、新型コロナウイルスの累計感染者数が800万人を超えた。過去24時間に確認された新規感染者は過去最多を更新し、3万4325人だった。死者は998人。これまでの死者は22万人を超え、欧州で最悪の規模となっている。
 背景には、国内のワクチン接種が足踏み状態で、適切なコロナ対策も取られていないことがある。AFP通信によれば、ロシア政府は「経済を回す」ことが必要だとして、大規模な制限措置の再導入には及び腰。一方で、感染拡大の原因は国民の「振る舞い」(ムラシコ保健相)にあると責任転嫁している。
 ロシアでは、数種類の国産ワクチン接種を受けることができるが、多くの人々はいまだ「ワクチン懐疑派」だ。独立系の世論調査では、ロシア国民の半数以上が接種を受けるつもりはないという結果も出ている。 (C)時事通信社