最先端のデジタル技術を集めた国際展示会「シーテック」が19日午前10時、開幕する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に続き完全オンラインで開催。一般公開に先立ち18日に報道陣に公開され、テレワークの高度化などコロナとの共生を見据えた最新技術を披露する企業が目立った。
 京セラは、会話をリアルタイムで字幕表示するシステムを披露する。アクリル板などに専用の透明スクリーンを貼り付けてプロジェクターで投影する仕組み。マスク着用時やアクリル板越しなど、声が聞き取りづらい環境での会話を補助する。沖電気工業は、周囲の雑音を除去するマイクを展示。マイク前の音だけを集音し、ビデオ会議のほか、商業施設での遠隔接客などに活用できる。
 専用サイトで登録すると、無料で説明を視聴できる。今年はビデオ会話機能を追加。ブースの混雑状況も表示し、オンライン上で視聴者と円滑にやりとりできるよう工夫した。
 主催する電子情報技術産業協会(JEITA)によると、国内外から314社・団体が出展。昨年の15万人を上回る視聴者数を目指す。会期は22日まで。 (C)時事通信社