【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市のデブラシオ市長は20日、警察や消防を含む市職員全員に対し、少なくとも1回の新型コロナウイルスのワクチン接種を義務化すると発表した。これまでは接種の代わりに定期的なコロナ検査を選ぶことができたが、29日までに接種証明を提示しない場合、11月以降は無給休暇扱いとなる。
 市によると、対象は約16万人。そのうち71%が少なくとも1回の接種を終えている。市は、これから初めて接種を受ける職員には500ドル(約5万7000円)の一時金を支払うとも明らかにした。
 市の教職員は既にワクチンが義務化されており、接種率は95%を超える。デブラシオ市長は声明で「ニューヨーク市民のために働く以上に名誉なことはない。その名誉は自分と地域を安全に保つという責任を伴う」と強調した。
 一方、警察の主要労働組合は20日、声明を出し「市は一方的に義務化に踏み切った。われわれは組合員の権利を守るため、法的措置を取る」と表明した。 (C)時事通信社