来年2月4日の北京五輪の開幕まで、27日であと100日となる。17日間の大会期間中、冬季五輪史上最多の109種目を実施する。中国での冬季大会は初めて。五輪は2018年の冬季の平昌(韓国)、今夏の東京に続き、3大会連続のアジア開催となる。新型コロナウイルスの感染収束が明確に見通せない中、大会組織委員会は徹底した感染対策を導入し、乗り切る構えだ。
 国際オリンピック委員会(IOC)や組織委によると、ワクチンの接種を完了した選手や関係者は中国入国後、行動範囲が宿泊施設や競技会場など大会に関連する場所に限定される。ウイルス検査も毎日受ける必要がある。ワクチン未接種の場合、医療上の例外が認められた選手を除き、北京到着後21日間隔離される。一方、ほぼ無観客だった東京五輪とは異なり、コロナ対策の要件を満たす中国国内在住者を観客として入れる予定だ。
 今月から日本勢も含む中国国外の選手ら約2000人が参加し、テスト大会を開催。スケートやスキー、ボブスレーなどのそり競技で実際の会場を使用し、本番を見据えた運営リハーサルを行う。
 北京五輪の開閉会式は08年夏季五輪のメインスタジアムだった国家体育場(愛称・鳥の巣)で行われる。北京市中心部では主に氷上競技のスケート、アイスホッケー、カーリングを実施。アルペンスキー、そり競技は「万里の長城」に近い市郊外の延慶地区で行う。ノルディックスキー、フリースタイルスキー、スノーボード、バイアスロンは北京から約180キロ離れた河北省張家口市がメイン会場となる。 (C)時事通信社