【ロンドン時事】2022年北京五輪・パラリンピック組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)は25日、新型コロナウイルスの感染予防策の指針をまとめた「プレーブック」初版を公表した。選手とチーム関係者には原則として、中国へ出発する14日前までの完全なワクチン接種を義務付けると定めた。
 医療上の例外が認められた場合を除き、ワクチン未接種者は北京到着後、専用施設で21日間の隔離が必須となる。
 また、選手らは出国前の96時間以内にPCR検査を2度受け、陰性証明書を取得することも必要。北京到着時にも空港で検査を実施する。ワクチン接種者と隔離を終えた未接種者は中国滞在中、外部との接触を遮断する「クローズド・ループ」内で生活。宿泊施設、会場など組織委に認められた目的地に限り、専用の交通機関でのみ移動できる。
 専用のアプリを活用し、中国へ出発する14日前から入国後も含めて健康状態を確認。入国後はスクリーニング検査を毎日実施する。トレーニングや競技、食事、就寝中などを除き、マスクを常時着用し、ハグや握手などの身体接触は避ける。
 プレーブックの規則に違反した場合、資格剥奪や失格などの懲罰的措置を受ける可能性がある。プレーブックは詳細な内容を加えた更新版を12月までに公表する予定。
 北京五輪は来年2月4~20日、同パラリンピックは3月4~13日に行われる。 (C)時事通信社