高校野球の甲子園大会で春夏計4度の優勝を誇る県岐阜商高で、部活動が原則休止だった緊急事態宣言中に練習を行った上、ボールが部員の頭部に当たる事故が起きていたことが26日、同校への取材で分かった。
 岐阜県教育委員会は、緊急事態宣言中に学校などに多くの生徒が集まって活動しないよう通達していたが、野球部は同宣言下の9月1日、美濃市内の室内練習場に部員20人ほどが集まって打撃練習を行った。
 その際、打撃マシンに球を入れる1年生部員の額に、防球ネットをすり抜けた打球がヘルメットをかすめて当たったという。119番通報せず、別の部員の保護者の自家用車で県内の病院に運ばれ、9月10日に退院。現在は練習に復帰しているという。
 練習するよう指示した野球部の鍛治舎巧監督は事故が起きた当日、岐阜市内の同校室内練習場で指導に当たっていた。
 学校は9月2日に県教育委に報告し、指導を受けた。村山義広校長は「県のガイドラインなどを徹底できなかったのは、私の管理不行き届き。私の責任」と話した。 (C)時事通信社