【ニューヨーク時事】米製薬大手ファイザーは28日、子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種に備え、5000万回分を米政府に追加供給すると発表した。追加分は来年4月末までに納入される見通し。
 米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は26日、ファイザー製コロナワクチンの5~11歳の接種を認めるよう勧告。FDAは近く緊急使用許可を出すとみられる。ファイザーが実施した5歳未満の子どもの臨床試験(治験)データも早ければ年内に得られる見通し。米政府は接種開始に備え、子ども向けの十分な供給を確保する。
 ファイザーによれば、5~11歳を対象とした治験で、12歳以上向けの用量の3分の1を2回投与した後の発症予防効果は90.7%。
 ブーラ最高経営責任者(CEO)は「FDAに認められれば、12歳未満の全ての米国民を守るために十分な規模のワクチンを供給することができる」と強調した。 (C)時事通信社