豊田自動織機=2021年9月中間連結決算(国際会計基準)は大幅な増収増益。中間期としては売上高、全利益ともに過去最高だった。足元の7~9月期には半導体や部品の不足が響いたものの、新型コロナウイルス禍で一時落ち込んだ自動車、産業車両などの需要回復を受け、収益が大きく伸びた。 
 事業別売上高は自動車が44.2%増の3603億円。エンジンなどが大きく伸びたのが主因で、このうちトヨタ自動車のスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」の受託生産を手掛ける「車両」は約2%増だった。産業車両は27.3%増の8437億円、繊維機械は69.6%増の303億円だった。
 22年3月期の連結業績予想は据え置いたが、事業ごとの売り上げ予想は見直した。産業車両と繊維機械は上方修正した一方、自動車は下方修正した。自動車市場の回復は続くとみているが、「部品供給の停滞や原材料価格、輸送費高騰など非常に不確定な要素がある」(河井康司経営役員)という。(C)時事通信社