天皇、皇后両陛下は30日、和歌山市で開かれた第36回国民文化祭と第21回全国障害者芸術・文化祭の開会式に、皇居・御所からオンラインで出席された。新型コロナウイルス感染症の影響で、現地訪問は見送られた。
 天皇陛下は画面越しに「芸術文化は、たとえ困難な状況にあるときにも、私たちの心に潤いをもたらし、心豊かな生活を実現する手助けとなるものと思います」とあいさつした。
 式典の後、両陛下は舞台や展示を鑑賞し、出演者や作者らと懇談。天皇陛下は、舞台で踊った高校3年江島彩華さん(18)に「コロナの影響はありましたか」と声を掛けた。懇談後、江島さんは「マスクで顔が見えなくても、目はすごく優しくてとても話しやすかった」と語った。 (C)時事通信社