岸田文雄首相は31日のフジテレビ番組で、与党が衆院選公約で掲げた給付金支給について「自民党と公明党の主張は重ならない部分もある。範囲をしっかり詰め、早期に給付を実現したい」と語った。NHK番組では、「できるだけ早いうちに訪米し、首脳会談を実現したい」と表明。バイデン米大統領との会談の早期実現に意欲を示した。
 経済対策に関しては、NHK番組で「早急に取りまとめ、年内に補正予算を成立させたい」と重ねて強調した。新型コロナウイルス対策については、テレビ東京の番組で「しばらくはワクチン接種証明やマスクを活用しながら共存しなければならない」と述べた。
 ラジオ日本の番組では憲法改正について、「国会の議論と並行し、国民の理解を広げる」との立場を強調。文化放送の番組では、自民党総裁選で自身が掲げた金融所得課税に関し、「所得を引き上げる税制、政策から始め、順番を考えたい」と述べ、当面は見直さない考えを重ねて示した。 (C)時事通信社