秋田県仙北市を拠点に、劇団やホテルなどを展開する株式会社わらび座は2日、秋田地裁から民事再生手続きの開始決定を受けたと発表した。コロナ禍による経営悪化が要因で、負債額は約14億円。社員の雇用や事業は継続し、協賛金収入やコスト削減などで、再建を目指す。
 秋田県庁で記者会見した同社の山川龍巳社長は「コロナの長期化で首を絞められた。大変申し訳ない」と陳謝した。
 わらび座は1951年に創立された。民謡など伝統芸能を基にした演目が特徴で、日本有数の劇団として活動してきた。コロナ禍で上演が減るなどし、2020年度の売り上げは約5億円と、コロナ前の4割に落ち込んでいた。 (C)時事通信社