【ジャカルタ時事】インドネシアの保健アプリ「プドゥリ・リンドゥンギ」に日本語の表示機能が加わった。アプリは新型コロナウイルス対策で8月半ばに本格導入。デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む同国は、2カ月余りで多言語対応まで済ませた。
 アプリはワクチンの接種証明書や感染検査の結果を反映するほか、行動履歴を記録する機能を持つ。飲食店やスーパー、ショッピングモールに入る際や公共交通機関の利用時にアプリ使用を求められる。
 保健省DX室のスティアジ室長は「外国からの観光客受け入れを再開した先月14日以降、多言語化を始めた」と説明。現在は英語と日本、中国、ロシア、韓国、アラビアの各言語が表示可能で、今後も増やすという。
 現在アプリを利用する約6000万人のうち外国人は0.01%の8000人強にすぎず、日本人は3600人。バリ国際空港によると、外国からの直行便は運休が続いたままだ。
 インドネシアでは日本よりもDXが進展。オンラインで配車、配送、決済のサービスを提供するアプリが広く普及し、新型コロナ陰性証明書も早い段階から電子データで交付されていた。 (C)時事通信社