【サンパウロ時事】南米ペルーのルイス・バランスエラ内相が新型コロナウイルス感染拡大対策のため禁じられたハロウィーンのパーティーを自宅で開いた疑いが持ち上がり、3日までに辞任に追い込まれた。バランスエラ氏は10月6日に就任したばかりだった。
 バランスエラ氏が所管する内務省は10月25日、ハロウィーンなどの行事が重なる31日を念頭に、大勢が集まる集会については自宅も含み禁止すると布告。しかし、地元テレビ局は、バランスエラ氏が31日夜に首都リマ市内の自宅で盛大なうたげを開いていたと報じた。自宅前からの映像では、周囲は大音量の音楽に包まれ、室内で複数の人々が行き来。家の周囲では路上駐車の車両が連なっていた。「客」には国会議員もいたという。ただ、音楽は隣家でかかっていたという報道もある。
 バランスエラ氏は1日にツイッターで「自宅で密集を招くようなイベントは行っていない。自宅には数人いたが、国内問題を調整するための会議だった」と釈明。批判が高まった2日には「私は内相の職を辞することを民主的に決断した」と辞意を表明したが、「私のキャリアに対する誤った非難を拒絶する」とパーティー開催は否定した。カスティジョ大統領は直後に内相交代を発表した。 (C)時事通信社