任天堂が4日発表した2021年9月中間連結決算は、減収減益だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要でゲーム機やゲームソフトの販売が好調だった前年からの反動で、純利益は19.4%減の1718億円となった。世界的な半導体部品の供給不足を受け、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の減産を明らかにした。 
 売上高は18.9%減の6242億円、営業利益は24.5%減の2199億円だった。携帯専用機と合わせたスイッチシリーズの販売台数は、34.0%減の828万台。ソフトも6.3%減と伸び悩んだ。
 21年度の販売計画は、半導体の調達難でスイッチの予想台数を150万台減の2400万台に修正した。一方、ソフトは1000万台増やし、2億本とした。
 オンラインで記者会見した古川俊太郎社長は、スイッチ減産の業績への影響について「生産計画が崩れるとさらなる修正が必要になる」と説明した。
 22年3月期の通期業績予想は、売上高を据え置き、各利益を上方修正した。想定為替レートは対ユーロで1ユーロ=120円から125円に変更した。(C)時事通信社