【ニューヨーク時事】米ファイザーと米モデルナが4日までに発表した7~9月期決算は、新型コロナウイルスワクチンの販売で売上高が急増した。米国などで追加接種や子どもの接種が始まる中、ワクチンへの強い需要が当面両社の業績を支えそうだ。
 ファイザーは同期のコロナワクチン関連の売り上げが約130億ドル(約1兆4800億円)となり、売上高全体の54%を占めた。この結果、売上高は前年同期の2.3倍、純利益は5.5倍に急増した。今年のワクチン販売額は現時点で約360億ドル、来年は290億ドル程度を見込むが、追加で供給契約を結べば、さらに上積みされる可能性もある。
 モデルナは売上高が31.6倍の49億6900万ドルで、ほとんどをコロナワクチンの売り上げが占めた。純損益は33億3300万ドルの黒字に転換。前年同期は2億3300万ドルの赤字だった。通年のワクチン販売額は最大180億ドルになる見通し。来年は追加接種需要などに支えられ、売上高が最大220億ドルに達すると予想している。 (C)時事通信社