【ニューデリー時事】世界最悪レベルの大気汚染で知られるインドの首都ニューデリーは5日、ヒンズー教徒が新年を祝う「ディワリ」で使用された花火や爆竹によるスモッグに包まれた。インドは今年5月、最大で1日約40万人の新型コロナウイルス感染者を出したものの、最近は新規感染者が1万人程度に落ち着いており、人々は例年通り祭りを楽しんだようだ。
 ニューデリーではディワリ当日の4日から大気汚染が急激に深刻化。民放NDTVによれば5日、インド当局の微小粒子状物質PM2.5の観測値が最大の「999」に達した。NDTVは「実際の値はさらに高い可能性がある」と伝えた。
 大気汚染による呼吸器の負担が新型コロナ感染に影響を及ぼす恐れも指摘されている。首都当局は花火や爆竹の使用を全面的に禁じた。しかし、首都では花火や爆竹の音が響き、室内にいても息苦しくなるほどだった。 (C)時事通信社