【ワシントン時事】米司法省は8日、米IT企業カセヤを標的とした7月のサイバー攻撃などに関わったとして、ウクライナとロシア国籍の容疑者2人が起訴されたと明らかにした。カセヤへの攻撃にはハッカー集団「Rイーブル」の身代金要求型ウイルス(ランサムウエア)が使われ、世界中で最大1500社が被害を受けたとされる。
 起訴されたのは、ウクライナ国籍のヤロスラフ・バシンスキ容疑者(22)とロシア国籍のエブゲニー・ポリアニン容疑者(28)。バシンスキ容疑者は10月8日にポーランドで逮捕され、米国が同国に引き渡しを要請している。ポリアニン容疑者については身柄を確保していない。
 司法省は、身代金の一部610万ドル(6億9000万円)を差し押さえたことも発表。ガーランド長官は8日の記者会見で「米国は同盟国とともに犯人を特定し、裁きを受けさせ、盗まれた資金を取り戻す」と述べた。 (C)時事通信社