衆院選を受けた第206特別国会が10日召集された。午後の衆参両院本会議で岸田文雄首相(自民党総裁)が第101代首相に選出され、夜に第2次岸田内閣が発足する。首相は首相官邸で記者会見を行い、新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済対策やコロナ「第6波」への対応など政権の基本方針を説明する。
 本会議に先立ち、首相は自民党本部で開いた両院議員総会で、政策課題としてコロナ対応や経済対策、外交安全保障を挙げ、「スピード感を大事にして取り組む」と強調。「国民の声に耳を傾け、丁寧で寛容な政治を進める。これ以外に国民の信頼を回復する道はない」と語った。
 岸田内閣は同日午前の閣議で総辞職を決定。憲法70条は、衆院選後の初めての国会召集時に「内閣は総辞職をしなければならない」と定めている。自民、公明両党が衆参両院で多数を占めるため、岸田氏が改めて首相指名選挙で首相に選ばれる。 (C)時事通信社