資生堂=2021年12月期連結業績予想について売上高と純利益を下方修正。経済回復が進んだ欧米事業は好調だった一方、国内事業では断続的に続いた緊急事態宣言の影響を織り込んだ。 
 純利益の減益予想は、事業譲渡したメークブランド「ベアミネラル」など3ブランドの特別損失73億円を計上するなどしたため。構造改革関連費用を除いた純利益は465億円を見込む。
 21年1~9月期連結決算は増収増益。純損失は367億円の黒字(前年同期は136億円の赤字)に転換した。国内市場は外出自粛やインバウンド需要の減少の影響を受けたが、海外では欧米を中心にメーキャップを含めて回復した。
 横田貴之最高財務責任者(CFO)はオンライン記者会見で構造改革に関し、「(12月にベアミネラルなどの譲渡が)完了すると、ほぼ考えていた大きなトランスフォーメーション(変革)は完了する予定だ」と述べた。(C)時事通信社