三越伊勢丹ホールディングス=2022年3月期の連結純利益予想を10億円から30億円に上方修正。新型コロナウイルス流行の影響で売上高は伸び悩むが、コスト削減が順調に進んでいるため。 
 主力の百貨店事業は75億円の営業損失と、赤字から抜け出せない。ただ、10月の緊急事態宣言解除以降は客足も回復傾向にあるといい、下期の既存店売上高(EC、外国人除く)は、コロナ禍や消費税増税の影響がなかった19年3月期下期に比べると6%減の水準まで戻る見通し。
 21年9月中間期は営業、経常、最終各段階の損益が赤字だった。
 同時に、25年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。百貨店事業を抜本的に立て直し、経営統合以降最高となる営業利益350億円を目指す。オンライン会見した細谷敏幸社長は「長期スパンでは、不動産事業、金融事業を絡めて500億円を目指す」と述べた。(C)時事通信社