厚生労働省の専門部会は10日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、2回接種を終えた人が受ける3回目接種で使用することを了承した。対象者は、18歳以上に限定する。
 厚労省は11日にも、緊急時に審査を簡略化できる「特例承認」に基づき正式に薬事承認する。15日に開かれる同省の分科会で、公費対象とするか審議する。
 2回目までのファイザー製ワクチンは12歳以上を対象としたが、追加接種分は当面、対象年齢を18歳以上にする。18歳未満の臨床試験(治験)データが不十分なことや、海外での接種状況などを踏まえた。追加データが提出されれば、年齢引き下げを検討する。
 接種時期については、2回目から少なくとも6カ月経過した後とした。
 同社によると、追加接種の効果を調べる別の臨床試験で、95.6%の発症予防効果が得られたという。 (C)時事通信社