【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相(41)が、フェイスブック(FB)の生配信機能を使って新型コロナウイルス対策を説明しているさなか、3歳の一人娘に呼ばれ、話を中断する場面があった。子育てに奮闘する首相の「母親の素顔」が垣間見えたことで、外国メディアも注目した。
 アーダーン氏は国の政策に関して、通常の記者会見とは別にFBを使って若者らに直接話し掛けている。8日夜の配信でコロナ禍の行動制限の説明をしていた時、娘の声が聞こえたため、話を遮られた。首相は、画面に映っていない娘に向かって「寝ている時間ですよ、ベッドに戻って。すぐに行くから」と話した後、画面に向き直り「寝かしつけられなかった」と苦笑した。
 その場は首相の母親が対応し、首相は話を続けた。しかし、しばらくすると再び娘の声が聞こえ、首相は「ごめんね。話が長くなったね」と答え、約8分間で配信を終了した。一連のやりとりはロイター通信や英BBCなどが報じた。
 アーダーン氏は首相就任後の2018年6月、第1子の娘を出産。現職首相が産休を取得したことで大きな話題となった。 (C)時事通信社