【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は11日、2021年のユーロ圏実質GDP(域内総生産)が前年比5.0%増加するとの見通しを示した。7月公表の従来予想(4.8%増)から上方修正した。一方、22年は4.3%増(従来予想4.5%増)に下方修正し、23年は2.4%増と見込んだ。
 欧州委は、欧州経済が原材料などの供給制約やエネルギー価格高騰といった「向かい風」に直面しているが、新型コロナウイルス対策の規制措置緩和に伴う経済活動再開で、底堅い成長を続けると予想した。ただ、予測の不確実性や下振れリスクは「まだ非常に高い」と指摘。新型コロナの感染再拡大も懸念材料に挙げた。 (C)時事通信社