【ブリュッセル時事】オランダのルッテ首相は12日、新型コロナウイルス感染封じ込めのため、部分的なロックダウン(都市封鎖)を13日から少なくとも3週間実施すると発表した。1日当たりの新規感染者数が1万6000人を超え、過去最高水準に達していることを受け、規制復活に踏み切る。
 ルッテ氏は記者会見で「(コロナ危機の)初期の措置に戻るのは避けられない」と強調した。飲食店に加え、スーパーなど生活必需品を扱う店舗は午後8時に閉店し、それ以外の店の営業は午後6時までとする。自宅への訪問者数は1日4人までに限定。ワクチン証明の適用範囲拡大も進める。
 オランダでは12歳以上のワクチン接種完了率が82%を超えているが、ドイツなど欧州の一部諸国同様、感染者は再び増加している。
 ただ、ようやく解除された規制逆戻りには市民らの反発も強い。地元メディアによると、記者会見が行われた建物近くには数百人の規制反対派が集結。石や花火を投げ付け、警察が放水銃で対応する騒ぎも起きた。 (C)時事通信社