地方銀行、第二地方銀行の2021年9月中間決算が15日までにほぼ出そろった。公表した80行・グループの純利益合計は、前年同期比38.3%増となり、全社が黒字を確保した。政府の資金繰り支援策を追い風に、コロナ禍で企業の貸し倒れに備えて積み増した与信関係費用が4割以上も減少したことが寄与した。
 全体の8割超の67社が増益となった。百十四銀行と福島銀行が黒字転換を果たし、赤字継続や赤字に転落した社はなかった。22年3月期通期の業績予想については、半数超の43社が上方修正した一方、宮崎銀行は下方修正を見込んだ。 (C)時事通信社