新型コロナウイルス感染症の治療に対応する医療機関などに勤務する看護師を対象に、政府が来年2月から9月まで賃金を月4000円引き上げる方針を決めたことが17日、分かった。19日に決定する経済対策に盛り込む方針。来年10月以降の対応は、年末に行う2022年度予算編成の過程で検討する。
 政府は岸田文雄首相が掲げる「成長と分配の好循環」の具体策として、看護師や介護職員、保育士らの賃上げを打ち出している。このうち介護職員や保育士の収入は、月3%程度(9000円)引き上げる方針を決定。介護職員などに比べて給与水準が高い看護師に関し、対象や引き上げ幅を調整していた。
 看護師の引き上げ額(月4000円)は月収の1%程度に相当する。今後、段階的に介護職員などと同じ3%程度引き上げることを目指す。 (C)時事通信社