全日本空輸(ANA)は17日、社員に対して一律10万円の特別金を支給する方針を労働組合に伝えた。支給は来年1月。コロナ禍に伴う業績悪化で今年度は夏冬のボーナスをゼロとすることで労組と合意しているが、社員の貢献に報いるため、これとは別に一定額を支給する。
 ANAグループの持ち株会社であるANAホールディングスは2022年3月期に、連結純損益が1000億円の赤字(前期は4046億円の赤字)と2期連続の赤字を計上する見込み。ただ、賃金カットなどのコスト削減は想定通りに進んでおり、コロナ禍で努力を続ける社員に特別金の支給で報いるべきだと判断した。 (C)時事通信社