【ワシントン時事】米ネットメディア「アクシオス」は24日、メキシコから国境を越えて米国に不法入国した難民申請者についてバイデン政権が、審査期間中にメキシコに移送し待機させるトランプ前政権時代の政策を来週にも再開すると報じた。バイデン大統領は運用停止の大統領令を出したが、連邦最高裁が8月にこれを認めない判断をしていた。
 バイデン政権は移民に寛容な姿勢をアピールしてきたが、政策後退を迫られた形。報道によると、政府は待機者に対し、新たに新型コロナウイルスのワクチン接種機会を提供する。
 バイデン政権発足後、移民受け入れへの期待から、不法越境者が急増した。9月にはカリブ海の島国ハイチなどから押し寄せた移民希望者を政府が送還し、「移民に冷淡なトランプ政権と同じ」と批判を受けた経緯がある。 (C)時事通信社