【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)は26日、スイス・ジュネーブで30日から12月3日に開く予定だった公式閣僚会議を延期すると発表した。新型コロナウイルスの新たな変異株(オミクロン株)が各地で確認され、スイス政府が渡航制限を強化したことを受け、開催は困難と判断した。新たな日程の調整を急ぐ。
 会議は当初、2020年6月にカザフスタンで開催する予定だったが、コロナのため延期。今回は日本から林芳正外相や萩生田光一経済産業相らが出席を決めていた。17年12月のブエノスアイレス以来4年ぶりの公式閣僚会議として、コロナワクチンの特許放棄や漁業補助金の削減、WTO改革などを議論する予定だった。 (C)時事通信社