日本取引所グループ(JPX)は29日、2021年の国内証券取引所への新規株式公開(IPO)企業数が前年比35社増の137社になるとの見通しを発表した。06年以来15年ぶりの高水準。新型コロナウイルス禍の中でも株価が堅調で、資金調達環境が良好だったことが背景にある。
 特に東京証券取引所の新興市場マザーズへの上場は94社と全体の7割を占め、1999年の市場開設以降で最多となる。東証は「高い成長性という市場コンセプトに合うベンチャー企業が増えている」と指摘。コロナ禍発生直後の昨年春に延期が相次いだ上場の一部が今年にずれ込んだことも影響したという。 (C)時事通信社