自動車大手8社が29日発表した10月の国内生産台数は、合計で前年同月比40.2%減の約48万台だった。世界的な半導体不足や、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大に伴う部品の調達難が続き、大幅な減産となった。前年割れは3カ月連続。
 前月に続き、三菱自動車を除く7社が大きく落ち込んだ。最も減少したマツダは58.7%減の3万5162台。本社工場(広島市)と防府工場(山口県防府市)で夜間の操業を10日間停止したことが響いた。8社で唯一プラスだった三菱自は生産の回復が遅れていた前年の反動が大きく、依然として部品不足の影響が出ていたという。
 トヨタ自動車は50.9%減の15万1918台で、マツダに次ぐ減少幅だった。ただ、部品供給は回復しつつあり、国内工場の稼働は順次正常化。11月以降は高水準の生産を計画している。 (C)時事通信社