新型コロナウイルスワクチンの3回目となる追加接種が1日、国内で始まる。対象は、2回目からおおむね8カ月以上経過した18歳以上で、2月以降に先行接種で受けた医療従事者から開始される。高齢者への接種は年明けから始まる予定だ。
 当面は3回目の薬事承認を受けた米ファイザー製ワクチンを使用する。米モデルナ製は承認可否の審議が続いており、承認されれば2種類から選べる見通しだ。2回目までとは異なるワクチンを3回目に打つ「異種混合(交差)接種」も認める。政府は今年度分として、両社の計約4100万回分を全国の自治体に配送する。
 追加接種では、医療機関や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)発生時に限り、例外的に「6カ月」への短縮を認める。接種間隔をめぐっては、全国知事会が前倒しの基準を明確にするよう求めていた。
 国内の新型コロナ感染者数は減少傾向が続いている。一方、世界的には変異株「オミクロン株」が拡大しており、政府は水際対策と監視体制を強化している。 (C)時事通信社