出版取り次ぎ大手の日本出版販売(日販)とトーハンは1日、2021年の年間ベストセラー(20年11月24日~21年11月21日)を発表した。総合上位に「人は話し方が9割」(すばる舎)や「スマホ脳」(新潮社)が入るなど、コロナ禍による生活の変化や不安への対処に生かせる実用書が人気を集めた。
 「人は話し方が9割」は19年の発行で、日販1位、トーハン5位となった。日販、トーハン共に総合2位が「スマホ脳」。出版元によると、昨年11月発売以来の累計発行部数は60万部に上る。
 文芸書では、芥川賞を受賞した「推し、燃ゆ」(河出書房新社)、本屋大賞受賞作「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)などがランクイン。この他、「人新世の『資本論』」(集英社)や「パンどろぼう」「おしりたんてい」などの児童書シリーズ、漫画「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」の小説版といった話題作が入った。 (C)時事通信社