【ソウル時事】韓国防疫当局は1日、新型コロナウイルスの新規感染者が11月30日に5123人確認されたと発表した。1日の感染者が5000人を超えたのは初めて。韓国政府が11月に防疫措置を緩和して以降、感染者の増加傾向に歯止めがかからない状況だ。
 ソウルなど首都圏の感染者が全体の8割。高齢者を中心に重症患者も700人以上と増加傾向が継続しており「医療態勢が限界に達している」(権徳※保健福祉相)。病床不足が深刻化し、軽症者らについては自宅治療を原則とするなど対応に追われている。(※=吉を2つ横並び)
 一方、新変異株「オミクロン株」の感染疑い例が見つかり、検査中。文在寅大統領はこれを受けて、30日に入国の防疫措置を強化するなど「厳重対応」を指示。「感染者と重症患者の増加に加え、新たな変異株で防疫の困難が増している」と危機感を訴えた。 (C)時事通信社