【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は1日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける動きが加盟国に出てきたことをめぐり、「EU内での義務化を検討することは適切だし、理解できる」と語った。接種を促進するため、義務化を議論すべき時だという認識を示した。
決定権限は加盟各国にあるが、フォンデアライエン氏は「共通のアプローチが必要だ」とも強調した。義務化是非の議論が今後活発化しそうだ。 (C)時事通信社
接種義務化検討に理解=新型コロナワクチン―欧州委員長

(2021/12/02 05:25)